SC-PMX900とSC-PMX90の違いを比較して紹介します。
パナソニックから発売されているSC-PMX900は、ミニコンポの中でもCDステレオシステムに分類されますが、似たような製品もあることからこのような悩みはありませんか?
- SC-PMX900とSC-PMX90の違いは何?
- どっちがおすすめなの?
SC-PMX900とSC-PMX90の違いを比較しながら、どちらがおすすめなのか紹介します。
- SC-PMX900とSC-PMX90の主な違いは6つ
- SC-PMX90の方が約900g軽い
- 再生できる周波数帯域が広いのはSC-PMX900
- SC-PMX900はChromecast built-inやOK Googleに対応している
- インターネット接続できて、アップデート可能なのはSC-PMX900
- SC-PMX900はUSBメモリに録音できる
- 価格はSC-PMX90の方が約2万円安い
- SC-PMX900とSC-PMX90は、寸法がほぼ同じでハイレゾ音源対応なのが共通点
- CD-DAとMP3が再生可能、チューナー搭載、Bluetoothに対応という点もSC-PMX900とSC-PMX90の共通点
- 臨場感のある音と、ネットワーク機能が魅力だと感じる方にはSC-PMX900がおすすめ
- 予算3万円程度でハイレゾ音源のミニコンポが欲しい方はSC-PMX90がおすすめ
本文では詳しくSC-PMX900とSC-PMX90の違いを紹介していきます!
▼高音質を追求したいならSC-PMX900
▼幅広い音源を楽しみたいならSC-PMX90
SC-PMX900とSC-PMX90の違いを比較
SC-PMX900とSC-PMX90の仕様の違いを、表で分かりやすく比較してみました。
SC-PMX900 | SC-PMX90 | |
本体の外形寸法(幅×高さ×奥行) | 211×114×267mm | 211×114×267mm |
スピーカーの外形寸法(幅×高さ×奥行) | 161×238×264mm | 161×238×262mm |
重量 | 約8.9kg(本体:約2.9kg、スピーカー:約3.0kg×2) | 約8kg(本体:約2.8kg、スピーカー:約2.6kg×2) |
ハイレゾ音源 | 〇 | 〇 |
再生周波数帯域 | 41Hz~100kHz(-16dB)、45Hz~90kHz(-10dB) | 41Hz~50kHz(-16dB)、48Hz~43kHz(-10dB) |
アップデート | 〇 | |
ネットワーク機能(有線LAN/ 無線LAN) | 〇 | |
Bluetooth | 〇 | 〇 |
CD CD-R RW再生 | 〇 | 〇 |
チューナーFM AM | 〇 | 〇 |
USB録音 | 〇 | |
価格 | 約50,000円 | 約27,000円 |
SC-PMX900とSC-PMX90の違い①:重量
SC-PMX900 | SC-PMX90 | |
重量 | 約8.9kg(本体:約2.9kg、スピーカー:約3.0kg×2) | 約8kg(本体:約2.8kg、スピーカー:約2.6kg×2) |
SC-PMX900とSC-PMX90の違い1つ目は、重量です。
SC-PMX900が約8.9kg(本体:約2.9kg、スピーカー:約3.0kg×2)であるのに対して、SC-PMX90は約8kg(本体:約2.8kg、スピーカー:約2.6kg×2)。
本体部分の重量差は約100gですが、スピーカー部分の重量は約400gの差があります。
SC-PMX900とSC-PMX90の機能に差があるので、特にスピーカー部分が重くなっているようです。
▼リビングやホームオフィスなど、比較的広い空間で使用したい人はSC-PMX900
▼省スペースで設置したい人はSC-PMX90
SC-PMX900とSC-PMX90の違い②:再生周波数帯域
SC-PMX900 | SC-PMX90 | |
再生周波数帯域 | 41Hz~100kHz(-16dB)、45Hz~90kHz(-10dB) | 41Hz~50kHz(-16dB)、48Hz~43kHz(-10dB) |
SC-PMX900とSC-PMX90の違い2つ目は、再生周波数帯域の違いです。
SC-PMX900の方が再生周波数帯域が広く、低音から高音まで幅広い音域が再生できるので、より臨場感のある音が楽しめます。
「SC-PMX900の音質を良くしたいので、スピーカーを交換したい」との口コミが見られますが、スピーカーの仕様が3Ω 82dB/wΩと特殊なので、交換は難しいです。
また、他のスピーカーに変えると音が悪くなるとの口コミもありました。
Hi-FiオーディオブランドのTechnicsの開発者が、SC-PMX900の音をバランスよく再生できるようスピーカーの音をチューニングしているので、標準スピーカーを使用しましょう。
▼高音質で楽しめるSC-PMX900
▼お手頃価格で高音質
SC-PMX900とSC-PMX90の違い③:ネットワーク機能(有線LAN/ 無線LAN)
SC-PMX900 | SC-PMX90 | |
ネットワーク機能(有線LAN/ 無線LAN) | 〇 |
SC-PMX900とSC-PMX90の違い3つ目は、ネットワーク機能です。
SC-PMX900にはネットワーク機能があり、Chromecast built-in対応なので、スマートフォンやパソコンなどと接続すると、音楽データを受信して再生できます。
また、OK Googleに対応しているので、スマートスピーカーとつなぐと、機器を操作しなくても音声で音楽が再生可能です。
▼パソコンの音源を高音質で再生できる
SC-PMX900とSC-PMX90の違い④:USB録音
SC-PMX900 | SC-PMX90 | |
USB録音 | 〇 |
SC-PMX900とSC-PMX90の違い4つ目は、USB録音ができるかどうかです。
好きなCDの曲や繰り返し聞きたいラジオ番組などを、USBメモリに録音できるのが、SC-PMX900の便利な点です。
USB録音機能が欲しい場合はSC-PMX900を選びましょう。
▼CD→USBフラッシュメモリに録音可能
SC-PMX900とSC-PMX90の違い⑤:アップデート
SC-PMX900 | SC-PMX90 | |
アップデート | 〇 |
SC-PMX900とSC-PMX90の違い5つ目はアップデート機能の有無です。
SC-PMX900はインターネット接続ができるので、アップデートが可能です。
機能向上のためのアップデートがある点は、SC-PMX90よりも優れていると言えます。
▼アップデートで最新の状態を保てる
SC-PMX900とSC-PMX90の違い⑥:価格
SC-PMX900 | SC-PMX90 | |
価格 | 約50,000円 | 約27,000円 |
SC-PMX900とSC-PMX90の違い6つ目は価格です。
SC-PMX900の価格はヤマダ電機が49,984円、ビックカメラ49,983円(2024年5月現在)。
対するSC-PMX90はヤマダ電機、ビックカメラ共に27,125円(2024年5月現在)です。
比較すると20,000円以上の差があります。
見た目はほとんど変わりませんが、価格はかなり違いますね。
▼高音質な音楽再生を求める方はこちら
▼コスパ良く手軽に音楽を楽しめる
SC-PMX900とSC-PMX90の共通点
SC-PMX900とSC-PMX90は寸法がほぼ同じで、どちらもCDよりも約3倍から6.5倍の情報量があり、原音に近いリアルな音を楽しめるハイレゾ音源対応です。
また、CD-DAとMP3に対応で、ラジオが聴けるチューナーがついており、Bluetooth対応である点も共通しています。
SC-PMX900はこんな人におすすめ
広い帯域が再生可能で高音質のミニコンポが欲しい人はSC-PMX900がおすすめです。
Chromecast built-in機能を使いたい方や、普段スマートスピーカーを使用されている人にもSC-PMX900が適しています。
▼リビングやホームオフィスなど比較的広い空間で高音質を追求
SC-PMX90はこんな人におすすめ
ハイレゾ音源対応でCDよりも良い音質で音楽が聴ける、予算30,000円ぐらいのミニコンポをお探しの人にはSC-PMX90がおすすめです。
▼コンパクトな設置スペースで手軽に高音質を再生
SC-PMX900とSC-PMX90の違いまとめ
SC-PMX900とSC-PMX90の違いを紹介しました。
- SC-PMX900とSC-PMX90の主な違いは、重量、再生周波数帯域、ネットワーク機能、USB録音、アップデートの有無、そして価格です。
- SC-PMX900は高機能で、広い帯域の再生やネットワーク接続が可能ですが、SC-PMX90はより手頃な価格で基本的な機能を提供します。
- どちらもハイレゾ音源対応で、似た外形寸法を持ち、CD-DAとMP3の再生が可能です。
あなたのニーズに合ったミニコンポを購入してください。
▼スタイリッシュなデザインで設置しやすい
▼シンプルな操作性で気軽に音楽を楽しめる